燗恋し 想いつかの間 ひやおろし

熱燗恋しと思ったのもつかの間。



綾瀬の駅近くにある酒屋へぶらりと立ち寄りますと、季節ですねえ、ひやおろしでございますよ。
各種並んでおりましたが本日は「白神山地からの秋便り」のタグが目を引く、山本合名会社より「白瀑」であります。

秋田県山本郡八峰町八森にあるこの蔵は、世界遺産白神山地に湧き出る天然水を自家水道を利用して直接酒蔵まで引き込み仕込んでいるというんですから、期待が膨らむじゃあありませんか。

白瀑 純米吟醸 ひやおろし（無濾過・瓶火入）

使用米　酒こまち５０％ 　酒度＋３ 　酸度１.５
３℃でひと夏貯蔵。ふくよかな含み香、雑味がなく抜群に切れる後味。まさに今が飲みごろ。

なんて紹介されちゃ、飲まずに死ねるかってもんです。
で、実際の感想は、香りは実に地味ながら上品。落ち着いた風味はひやおろしならではなのでしょうか。ほかのひやおろしと比べてみなくてはなりませんなあ。

含んでみると、これまたごくごく控えめな吟醸香が鼻から抜けて行ったあと、こなれた米の風味がうっすらと残って円熟をアピールしてきます、刺激もなくとてもまろやか、カミサンはラムネのような味がすると言ってますが、ワタシにはよくわかりません。

雑味がなく抜群に切れる後味。これは納得。看板に偽りなしであります。先日の影虎が荒っぽかったから余計に優しく感じるのかも。

ひやおろしは更に寝かせて楽しめると聞き、五合瓶に半分うつして冷蔵庫の奥へ、少したったらまた飲んでみたいと思います。



今夜の肴は、先月出かけた銚子の土産、ねぎ鯖・塩だれ味の缶詰、エノキの醤油煮のせ冷や奴、みそ大根。


↓クリック プリ〜ズ↓

タグ：酒 純米吟醸 白瀑 ひやおろし