秋に知る 酒の味わい奥深し

先日の八仙について杉浦酒店にて教えをいただいてまいりました。

あの舌に来るピリッとした刺激はやはり炭酸で、直汲みの特徴のひとつであると知りました。
またひとつ「直汲み」なんつう言葉を覚えましたですよ。なんたって、「中汲み無濾過生原酒」なんつう文字の羅列を見たのもはじめてなんだもんなぁ。
そのフレッシュさを楽しむのがこの種の酒の飲み方のひとつであり、ウマさであるのだそうだ。
なるほど、器に置いておくうちに消えてしまうこの炭酸の儚さというのも、なんとなくしみじみとした酒の楽しみ方のひとつなのだなあ。

しかし、世の中にはいろいろな趣味の方もいらっしゃって、直汲み原酒を１０年寝かせたモノを注文して来る人や、生原酒でありながら常温で発送してその間にも熟成を進めるような蔵もあり、楽しみ方も勧め方も十人十色。
フレッシュさを楽しむのもいいのだが、すこし置いて落ち着いた頃に飲む方が、どうやらワタシには好みの様であります。皆さんはいかがかしら。

お忙しいところ、他にもいろいろお話を聞かせて下さった杉浦さん、大変有り難うございました。知りたい事は何でも聞いて下さいとも言っていただき、これまた嬉しいひとこと。これからもお世話になりますです。


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