引き潮に 蟹が手招く 梅雨の空 [ツーリング]
梅雨入り前の晴れた日曜日。
どこまでも青い空。
白い道を通って茂みを抜けると。
その先には南の島の青い海。
だったら素敵なんですが、ここは東京都大田区、東京港野鳥公園。したがって、この先にあるのはどろどろの干潟。
大田市場と隣接している有料施設(一般三〇〇円)で、鳥の鳴き声と潮の香りと野菜の入った発泡スチロールがこすれあう音の入り混じる都会のオアシス。梅雨も近づく六月初旬の晴れた日曜日、家にいるのももったいないが、遠くに出かける余裕もないワタシは、こういう近場でお茶を濁してみたりする。
施設内には野鳥(主に水鳥)を観察するための覗き窓のある小屋が何箇所かに設置されていて、それなりの装備でシャッターを切りまくる愛好家たちが訪れていたり、近場でごまかされてしまった子供が半分すねたような顔で枝を振り回していたりして、それなりに利用者は多い。
水辺にやってくる鳥たちや、干潟でうごめく蟹なんかを眺めるために望遠鏡が設置されていて、鷺が小魚を長い嘴ですばやく捕まえて食べている様子をぼけっと眺めたりする以外はすることがないので、何かイベント性を求めている人には絶対向かない場所であるが、ワタシは比較的こういう場所に癒される。
干潟には蟹以外にもトビハゼがちょろちょろと顔を出しては隠れてみたりして、こいつのひょうきんな顔がまたたまらない。いいなあ干潟。靴脱いで突っ込んで行きたくなるが、ここではそれは禁じられているのでじっと我慢。
この日は大潮だったのでその気になればこの近所でも潮干狩りなんかできたのかも知れず。気づいたときはもう干潮は過ぎており断念。
今度やって見ようかなあ、潮干狩り。
どこまでも青い空。
白い道を通って茂みを抜けると。
その先には南の島の青い海。
だったら素敵なんですが、ここは東京都大田区、東京港野鳥公園。したがって、この先にあるのはどろどろの干潟。
大田市場と隣接している有料施設(一般三〇〇円)で、鳥の鳴き声と潮の香りと野菜の入った発泡スチロールがこすれあう音の入り混じる都会のオアシス。梅雨も近づく六月初旬の晴れた日曜日、家にいるのももったいないが、遠くに出かける余裕もないワタシは、こういう近場でお茶を濁してみたりする。
施設内には野鳥(主に水鳥)を観察するための覗き窓のある小屋が何箇所かに設置されていて、それなりの装備でシャッターを切りまくる愛好家たちが訪れていたり、近場でごまかされてしまった子供が半分すねたような顔で枝を振り回していたりして、それなりに利用者は多い。
水辺にやってくる鳥たちや、干潟でうごめく蟹なんかを眺めるために望遠鏡が設置されていて、鷺が小魚を長い嘴ですばやく捕まえて食べている様子をぼけっと眺めたりする以外はすることがないので、何かイベント性を求めている人には絶対向かない場所であるが、ワタシは比較的こういう場所に癒される。
干潟には蟹以外にもトビハゼがちょろちょろと顔を出しては隠れてみたりして、こいつのひょうきんな顔がまたたまらない。いいなあ干潟。靴脱いで突っ込んで行きたくなるが、ここではそれは禁じられているのでじっと我慢。
この日は大潮だったのでその気になればこの近所でも潮干狩りなんかできたのかも知れず。気づいたときはもう干潮は過ぎており断念。
今度やって見ようかなあ、潮干狩り。
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